経年劣化したサッシ・ベントキャップまわりのコーキングを一新！
こんにちは！
外壁塗装・屋根塗装専門の【はっとり建装】です😊
今回は、東京都葛飾区西水元のS様邸にて行った「サイディング外壁のサッシまわり・ベントキャップまわりのコーキング打ち替え工事」 の様子をご紹介いたします。
サッシまわりやベントキャップまわりのコーキングは、建物内部への雨水浸入を防ぐ重要な部分です。
紫外線や温度変化の影響を強く受けるため、年月が経つとひび割れや剥離が発生しやすくなります。
今回も外壁目地と同様に既存のシーリングをすべて撤去し、長寿命シーリング材「オートンイクシード（AUTON EXCEED）」を採用して新しく打ち替えました。
施工の流れ（窓まわり・ベントキャップまわり）
① 施工前の状態確認
施工前の外壁を確認すると、サッシまわりやベントキャップまわりのシーリングが硬化し、ひび割れ・剥離が発生していました。
長年の紫外線や風雨の影響により、弾力を失ったシーリングが目地から浮き始めており、防水性能が低下している状態です。
放置すると雨水の侵入によって、外壁の内部腐食や雨漏りの原因になる恐れがあるため、今回は打ち替え工事を実施しました。
② 既存シーリングの撤去
まずは古いコーキング材を丁寧に撤去します。
カッターで両側を切り込み、古いシーリングを引き抜いていきます。
劣化が進んでいる部分は固くなっているため、ボンドブレーカーを傷つけないよう慎重に除去。
撤去後は目地内部を清掃し、ゴミや粉塵を取り除いて新しいシーリングが密着しやすい状態を整えました。
③ プライマー塗布
続いて、シーリングの密着性を高めるためにプライマーを塗布します。
施工範囲をマスキングテープで養生し、細い刷毛で両側の接着面に均一に塗り込みます。
プライマーを塗り残すと密着不良の原因になるため、角部や金属部分も丁寧に塗布します。
④ コーキング材の充填
プライマー乾燥後、AUTON EXCEED（オートンイクシード）をコーキングガンで充填します。
この製品は高耐久・高柔軟性で、外壁の動きにしなやかに追従できる長寿命タイプのシーリング材です。
ノズルを目地に沿わせて一定のスピードで打ち込み、空気を入れずに連続的に充填していきます。
⑤ ヘラ仕上げ
充填後はすぐに専用ヘラで押さえ込み、表面をなめらかに整形します。
ヘラで押さえることで、奥までシーリング材が密着し、防水性と美観の両立が可能になります。
マスキングテープを剥がした瞬間、きれいな直線ラインが現れ、仕上がりも非常に美しい状態になりました。
⑥ 施工後の状態
施工後のコーキングは、サイディングの色に合わせた自然な仕上がりです。
ブラウンの外壁部分は外壁色に馴染むトーンで統一され、ホワイト系外壁では目立ちすぎない清潔感あるラインに仕上がりました。
また、ベントキャップまわりもきれいに密着しており、水の侵入をしっかりブロック。
外観の美しさと防水性を同時に回復できました。
職人のこだわりと使用材料
今回使用した「オートンイクシード」は、可塑剤を使わない特殊ポリマー技術により、紫外線や温度変化による硬化を抑制。
一般的なシーリング材よりも2〜3倍長持ちし、ひび割れ・剥離を防ぐ耐久性が特長です。
施工時には以下の点を徹底しました。
- 適正な目地幅・深さの確保
- プライマーの均一塗布
- ヘラ仕上げの圧力調整
すべての工程を職人が手作業で管理し、長期防水性と美観を両立させています。
まとめ｜コーキング打ち替えで建物を長く美しく保つために
外壁のコーキングは、建物を守る「防水の要」です。
経年劣化を放置すると、外壁材の浮きや内部腐食、雨漏りにつながる危険があります。
今回のS様邸では、オートンイクシードを使用した丁寧な施工により、防水性・耐久性・デザイン性を高水準で実現しました。
はっとり建装では、現場の状態をしっかり確認し、最適な材料と手順で確実な施工を行います。
安心して長く住める住まいづくりをサポートいたします。
