こんにちは!

東京都葛飾区を拠点に、外壁塗装・屋根塗装・付帯部塗装などを手がけております【はっとり建装】です😊

本日は、葛飾区新小岩のO様邸にて実施した「外壁クリア塗装2回目」の施工の様子を、現場写真とともに詳しくご紹介いたします。

施工背景|意匠性サイディングの美観を守る「無色透明の防護膜」

O様邸では、外壁にデザイン性の高い石材調サイディングボードが使われており、「風合いを変えずに長持ちさせたい」というご要望をいただきました。

そのため、通常の着色塗装ではなく、無色透明のクリア塗料(2液型の高耐候性アクリルシリコン樹脂)を使用した塗装を採用しています。

クリア塗装には以下のようなメリットがあります✨✨

  • 元の色や柄をそのまま活かせる(意匠性維持)
  • 紫外線から外壁を守り、色あせ・チョーキング現象を防止
  • 撥水性があり、雨筋や汚れの付着を抑制
  • 長期的に見たときのメンテナンスコスト削減にも貢献

塗装の工程|1回目から乾燥を経て、2回目塗装へ

クリア塗装は、1回目の塗装だけでも保護機能を発揮しますが、O様邸のような立体的な凹凸のあるサイディングには、塗りムラや膜厚の偏りを防ぐためにも2回塗りが基本です。

1回目の塗布から適切な乾燥時間(約4~6時間・季節により変動)を確保したのち、2回目の塗装に進行。

これにより、塗膜に厚みが生まれ、以下の効果がより高まります。

  • 紫外線の遮断効果(劣化抑制)
  • 外壁の防水性の向上
  • 光沢の持続性
  • 耐久年数の延長(10年~15年想定)

使用した道具と塗装方法|毛足の長いローラーで凹凸にも均一に塗布

今回のクリア塗装では、外壁の凹凸にしっかり入り込むよう毛足の長いローラーを使用しています。

職人が特に注意した点は以下の通りです。

  • 目地や奥まった部分までしっかり塗り込むため、ローラーの角度や圧を細かく調整
  • 塗料の「伸び」や「乾き」を常にチェックしながら、均一な塗膜厚を確保
  • ローラー塗装の直後は光を反射して濡れ色に見えますが、乾燥後は透明で自然なツヤ仕上げに

また、クリア塗料は色付き塗料と違って“塗り残しが目視でわかりにくい”ため、職人の目と感覚が非常に重要な工程です。

細部の処理も手を抜かず|換気フードや窓まわりも丁寧に

サイディングボードの大面積だけでなく、換気フードや窓まわり、電線取合いなどの細かい箇所も見逃しません。

ローラーが入らない部分には刷毛を使って丁寧に塗布し、塗りムラを防止しています。

透明な塗料だからこそ、塗り残しやタレ、乾燥ムラが目立ちやすいため、こうした細部の処理には特に気を使いました。

次回は付帯部塗装(破風板・雨樋など)で仕上げへ

次回のブログでは、外壁と一緒に施工を進めている「付帯部塗装」について詳しくご紹介します。

  • 雨樋(竪樋・横樋)
  • 破風板
  • 水切り
  • 換気フードまわり など

これらの部位も外壁と同様、美観と防水性を保つうえで欠かせない重要ポイントです。

仕上げ工程に向けて、どうぞ次回も楽しみにお待ちください!

まとめ|クリア塗装2回目で長持ちする美観と安心を実現

意匠性のあるサイディングは、元のデザインを活かしたまま守る方法として、クリア塗装が非常に有効です。

特に2回塗りを行うことで、紫外線や雨風からの劣化を長期間抑え、外壁材の寿命を延ばすことができます。

お住まいのメンテナンスで同様の施工をご検討中の方は、ぜひ【はっとり建装】までご相談ください。

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